変った型取りをしてみよう(前編) [原型]
なんかひと月以上ほったらかしでしたがようやく形になりました、夏ワンフェスの新作その⒈「ウルトラマンティガ」です。
顔のモザイクはちょいとまだお見せできない有様なのでご容赦を、こいつは通称グングンとか、パース人形とか言われている巨大化シーン用のミニチュアをお手ごろサイズで作って見ました。
さて、ここからが本題でこのまま(油土原型)ではこの後の仕上げができませんので硬い素材に置き換えるべく石膏で型取りをします。
用意する物は石膏、切り金、スタッフの三点、すべて世界堂などの画材店で揃うと思われます。
まずは切り金を細かく切ってパーティングラインと成るべくところに突き立てていきます。
上からみるとこんな感じ、この切り金を境にして型を割ります。
下準備ができたら石膏を適量の水で溶いて原型に掛けるor塗りたくります。
ポイントは原型の隅々までしっかり塗る&厚みをつけるってとこです、これで一層目。
一層目がほどほどに固まったら細かくちぎったスタッフを石膏に浸したもので全体を包んでいきます、これは石膏だけだと簡単に割れてしまうので補強のための工夫です。
骨折したときなど包帯と石膏でギプスを作るのと同じと考えるとわかりやすいかも?
一通り作業が進むとこんな感じになります、この写真だとわからんけど裏側も同時進行でやっています。
石膏は硬化する際に発熱してそれが落ち着くあたりが硬化完了の目安ですので、硬化したら切り金に沿ってヘラなどで型を開きます。
無事成功です、真っ白だから伝わりづらいかも。
ちなみにこれは以前作った「ガイアドラゴン」の粘土原型で角とか突起物がいろいろあって今回のティガよりも難易度は高かったです。
結局、角は一度切り離してこれだけの分割になりました。
無事型もできたので、この後の作業も後日公開いたします、そいじゃまた。
顔のモザイクはちょいとまだお見せできない有様なのでご容赦を、こいつは通称グングンとか、パース人形とか言われている巨大化シーン用のミニチュアをお手ごろサイズで作って見ました。
さて、ここからが本題でこのまま(油土原型)ではこの後の仕上げができませんので硬い素材に置き換えるべく石膏で型取りをします。
用意する物は石膏、切り金、スタッフの三点、すべて世界堂などの画材店で揃うと思われます。
まずは切り金を細かく切ってパーティングラインと成るべくところに突き立てていきます。
上からみるとこんな感じ、この切り金を境にして型を割ります。
下準備ができたら石膏を適量の水で溶いて原型に掛けるor塗りたくります。
ポイントは原型の隅々までしっかり塗る&厚みをつけるってとこです、これで一層目。
一層目がほどほどに固まったら細かくちぎったスタッフを石膏に浸したもので全体を包んでいきます、これは石膏だけだと簡単に割れてしまうので補強のための工夫です。
骨折したときなど包帯と石膏でギプスを作るのと同じと考えるとわかりやすいかも?
一通り作業が進むとこんな感じになります、この写真だとわからんけど裏側も同時進行でやっています。
石膏は硬化する際に発熱してそれが落ち着くあたりが硬化完了の目安ですので、硬化したら切り金に沿ってヘラなどで型を開きます。
無事成功です、真っ白だから伝わりづらいかも。
ちなみにこれは以前作った「ガイアドラゴン」の粘土原型で角とか突起物がいろいろあって今回のティガよりも難易度は高かったです。
結局、角は一度切り離してこれだけの分割になりました。
無事型もできたので、この後の作業も後日公開いたします、そいじゃまた。
ドラゴン波でできているみたいで、すごいですね!素敵です。粘土でこんなことまでできるなんて、私は全然ものを知らないなと思ったし、クリエイターは本当にすごいなーと思いました。そして作っているところが面白いです!あのヒーローみたいなフィギュアは拳が力強くて、中国の文化大革命の時に良く作られたという、労働者の像の握り拳が思い出されました。素人で失礼ですが、なんだか私も粘土を触ってみたくなりました…。
by 虫の家 (2013-05-23 00:52)